「糸島の顔がみえる本屋さん(糸かお)」のクラファン終了しました

「糸島の顔がみえる本屋さん」(糸かお)のクラウドファンディングが2021年7月31日(土)に終了した。おかげ様で、152人の方々から、1,229,277円もの大きなご支援をいただいた。感謝の気持ちで一杯だ。ご支援、本当にありがとうございました!

本棚オーナー権についても、学生枠が4枠、糸島枠が29枠、一般枠が11枠、遠方枠が16枠と、合計60枠ものご支援をいただいた。用意した80枠の75%を達成。私達の想定を上回るご支援に、胸が熱くなっている。

私は、本当にこのプロジェクトは、『流れ』がよいなあと思っている。

“なぜやるのか”の回でも書いたことだが、きっかけは、共感コミュニティ通貨eumoが取材するeumoアカデミーの通貨コースで廣畑さんと出会ったこと。廣畑さんと出会って、なんとなく「やりたいなあ」と思ったら、廣畑さんがすぐに、ご自身が本棚オーナーをしている吉祥寺のブックマンションを運営する中西さんを紹介してくださり、お話を聞くうちにますます「やりたい」と思った。しかし、そこから先は、「物件がない」に直面。すると、いとしまちカンパニーの福島さんが「この物件はどうですか?」と声をかけてくださった。そして、ひとりで運営するのは「心もとないなあ」と思っていたら、糸島の元気のある起業家である大堂さんもやりたかったプロジェクトだということがわかり、「一緒にやろう!」ということになった。

これも書いたことだけど、「やりたい」気持ちに拍車をかけたのは、クラウドファンディングプロジェクトをはじめる直前のeumoアカデミーの同窓会で、武井さんとたまたまブレイクアウトの時間にご一緒させていただいた際、武井さんの方から「今、本屋が熱いよね」という話をしてくださったこと。

クラファンが始まってからも、その流れの良さは止まることがなかった。初日から最終日まで、ずっと、ご支援の良い『流れ』を感じ続けていた。

私はもちろん、この本屋を開きたいとは思っているけれど、是が非でも「開かなければ」と力んでいたわけではない。だからこそ、クラファンも集まれば、ものすごく嬉しいが、「集まらなかったらどうしよう」という大きな心配はなく、「なすがまま」にまかせればよいと考えていたところがある。

なのに、全ては最高の流れで進んでいった。とても親しくさせていただいているJさんは、常に自分の感性としっかり繋がってから納得して行動される方だ。いくら仲が良いからといって、それだけで支援してくださるとは思っていなかった。彼女は今、忙しくされていると聞いていた。それなのに、最終日に中西さんのブックマンションに行ってくださった。そして、そこに廣畑さんと中西さんがいたというのだ。たまたま廣畑さんの3ケ月に一度の店番の日にあたった。更に、オーナーの中西さんもいつもいらっしゃるわけではないのに、その日は、たまたまそこにいらした。まさに「たまたま」が重なったミラクル。こんな驚くほど素敵な偶然があろうか!

他にもまだある。私はFBへの投稿はしたけれど個別のお声がけについては、たとえば、クラファンがあんまり好きでなさそうな方には、敢えてお声がけしなかった。なのに、ご支援をくださった方のニックネームに心あたりが……。「もしや?」と思いお尋ねしたら、お声がけしていなかったその方だったことがわかり、とても嬉しかった。クラファンの支援者リストは、終了するまでフルで見られないので、支援IDや、コメントからではどなたかわからない場合も多くあるが、無事に終わって見てみたら、思いがけない何人もの方々からも応援をいただいていて、本当に胸が熱くなった。

私は勝手に、このプロジェクトは、宇宙に応援されているなあ、と感じている。そして、この先も宇宙から応援し続けてもらうために、大堂さんと私、本棚オーナーさん達、支援してくださった方々と、みんなで楽しみながら、どんな風にやってゆこうかと考えを巡らせている。

私は、今、とてもわくわくしている!

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<文責:株式会社まんま 代表 中村真紀>