個人セッション受講者インタビュー|Aさん

まんま代表中村真紀の個人セッションを1年3ヶ月にわたり受講されたAさんにセッションを終えての感想を伺いました。

個人セッションを始めたのは会社の過渡期

-まず簡単に自己紹介をお願いできますか。

Aさん)「管理部門の責任者をしています。2022年1月~2023年3月まで個人セッションを受けました。今年の3月で自分の役割に整理がついたところです。

個人セッションを始めたときは、会社の過渡期でした。それまでは代表の社長と二人三脚で会社を運営していました。しかし、代表の社長が卒業して私が現場を預かる立場になりました。現在は上場を目指すフェーズになっています。」

-1年ちょっとの間に大きな会社の変革が続いて大変そうですね。次に、個人セッションを知った経緯を教えてもらえますか。

Aさん)「真紀さんと知り合ったきっかけは、私が受ける研修を全部まきさんが先に受けていたんです(笑) 学びの場にいくと、先輩として真紀さんがいることが何度もありました。そして、読書会やコネクションプラクティスをやっている中で個人セッションを受けたいと思うようになりました。」

-他に選択肢もあったことと思いますが、真紀さんの個人セッションを選ばれた理由はなんでしょうか。

Aさん)「一つは、真紀さんとは興味関心が近いとわかっていたことが大きいですね。自分がしんどいときに手伝ってもらう相手は価値観が近い人がよいと思っていました。その点、真紀さんは、コネクションプラクティス、NVCなど私が興味関心を持っている分野を学んでいる、習得しているところがよいと思いました。

二つ目は、ビジネスの世界で仕事をしている人、ビジネスで大変な場面に自分事として接してきた人にサポートしてほしいと思ったことです。ビジネスに関心がない人だとわからない部分が多いのではないかと考えました。

他の方のコーチングを受けたこともあります。目標設定したい、自分の状態を受けて止めてほしいという面は満たされました。しかし、コーチングだけでなく、プラスとしてビジネスの体験に基づいた具体的なアドバイスも欲しいと思っていました。こういう場面で、何を見てどう判断するのか、ビジネスリーダー経験者としての知恵も欲しかったのです。」

-なるほど。コーチング要素に加え、Aさんが関心を持つコネクションプラクティス、NVCの知見。そして、ビジネスの最前線を実際に経験していた点に魅力を感じたということですね。
会社の変革期でいろいろ大変だったかと思います。個人セッションを始めるとき、Aさんはどのような状況だったのでしょうか。

Aさん)「それまで社長と二人で会社を預かっていました。しかし社長が引退し実質的に社長のように考える必要がでてきました。様々な課題があり周りから影響を受けることが多い状況でした。自分だけでは冷静になれない、冷静にならなければいけないと思いました。自分個人のことだけなら自己責任の範囲です。しかし、自分が感情的になって判断すれば、多くの人に悪影響を与えてしまう立場になったのです。」

しんどい時でも自分の気持ちを掴み自分でケアできる

-Aさんはとても責任感が強い方と感じました。実際に個人セッションを受けてどんな変化がありましたか。

Aさん)「『相手を気にし過ぎず、自分がいま何を感じているかを素直に出せるようになればよい』と考えるようになりました。個人セッションでは、自分の利害関係ない状態ですべて受け止めてもらうことができます。それまでは、『この人だったらどう受け止めてもらえるか』と必要以上に考えてしまっていました。個人セッションを通じて、自分が本当はどう思っているのか味わっていくことができるようになりました。それまでは、自分の感情について、本当の意味で受け止めていなかったんです。例えば、自分でも気づいていなかった、相手を攻撃するような気持ち。このような感情から目を背けるのではなく、それって自分の中から出ているものだと受け止めれるようになりました。自分が自分の味方でいる。自分で自分を責めてしまうところから、自分をいたわる方向に転換する。

また、個人セッションを通じて自分の価値観を改めて認識することができました。私は誰と働くかという関係性を大事にしています。変革期だったので、新しい利害関係者が増えていきました。するとストレスを感じることも多いですし、怖さ、不安を感じたり、疑心暗鬼に陥ったりすることもありました。はじめては、即物的な考えをする人だなとか、相手の悪い面が多く見えてしまいます。しかし、意見が異なっても、この人は人間としてはとても良い人だなとか、人として変な人はいないのだな、と一つ一つを受け止めていきました。いろいろな受け止め方がある。いろいろな見え方がある。全体をみて受け止め方を選ぶことができるようになりました。自分がしんどい時は、視野が狭くなって、これができないのです。

それまでの自分では乗り越えられなかっただろうな、という局面を乗り越えられました。なぜ乗り越えられたかというと、やり方、考え方、ものごとの見え方、自分の捉え方が変わったからだと思います。自分の気持ちを自分できちんと掴んでケアすることができるようになりました。例えば、考える余裕がないときは休もうと切り替えられるようになりました。」

「あの時間を過ごしてくれてありがとう」

-同じセッションでも相手が真紀さんでよかったと思うことはありましたか。

Aさん)「自分と違うタイプの人だからよかったと思います。同じことが起きても、自分とこんなに感じることが違うんだ。そういう風に捉える人もいるんだ、と見方を変えるきっかけをたくさんもらえました。加えて、自分ならこうする、というビジネス経験者からの実務上のギフトをもらえたこともありがたかったです。

また、物事の見方が違う一方で、NVCなど心の平和を目指していく生き方を実践されていました。プロのカウンセラーでも型にはまってやっている方だと、どこかこうあるべきといったちょっと攻撃的に感じることがあります。真紀さんとのセッションは、信頼をベースに、安心して話を聞いてもらうことができました。」

-最後に、真紀さんに対するメッセージがあればお願いします。

Aさん)「あの時間を過ごしてくれてありがとうと言いたいです。自分にとって、本当に苦しい時間。本当に苦しくて孤独な時間でした。そのときに真紀さんがいてくれて、いろんな怒りとか、愚痴とかも含めて受け止めてもらえる。そして、受け止められてもらうだけでなく、毎回、元気やエネルギーをもらっていました。本当にありがとうございました」